睡眠は最高のソリューションである。早朝仕事のすゝめ。
「プログラミング教育」について宿題が出ていたB社。
事前にこの課題を提出した上での二次面接だった。
現職を持ちながらの転職のキツさを実感するせつこである。
そもそも、転職のための情報収集・職務経歴書や履歴書の作成、面接など、使える時間帯は「生み出す」という方法しかない。子どもと遊ぶ休日を犠牲にするか、自分の睡眠時間を削るか、現職の仕事を早く終わらせて保育園までのお迎え時間までの時間を使うか。
せつこちゃんのオススメは早朝の時間を使うこと。
以前は、ぺろちゃんを寝かしつけたあと、権三郎さんに起こしてもらって22~24時を仕事に使っていた。でもこれがとても苦痛だった。だって眠いんだから。一旦「寝るモード」に入った体に鞭打って頑張って起きていた。
深夜仕事のメリットは、仕事が終わらなければ(自分の睡眠を削ることにはなるが)、最悪朝までの時間を使うことができる。
あと権三郎さんと一日のうち短時間ではあるけれど二人の時間を過ごせることだ。
でもそんな圧倒的デメリットが勝利する深夜仕事はやめた。
いっそ眠いなら寝て、起きられる時に起きようと考え、早朝仕事にシフトしたのだった。
考えてみれば早朝に仕事するのは、一日のうち最もエネルギーが高い時間帯に仕事に注力できるし、9時半に寝て4時に起きる生活は6時間半寝ていることになる。
そう、圧倒的健康体なのだ!
閑話休題。
そんなこんなで、宿題を練り上げたせつこちゃんであった。
二次面接の一週間前に提出完了。あとは面接日当日を待つのみ・・・。
ここの一次面接は結構和やかな雰囲気で話せたので、今回もあまり緊張せずに当日を迎える。
面接はzoomで行う。今回も前回面接した二人との面接だった。
(ん?上役とか出てこないんだ?と思いつつ。)
まずは宿題の内容について口頭で説明。この時感じたのは、直前にもっと内容を振り返ったり詰めておいたりすればよかったということ。
こんな初歩的なことだが、忙しすぎてそんなことを思う余裕がなかった・・・。
書いた文章をそのままなぞるような説明になってしまった。
その後、職務の分担の中でせつこちゃんがどのポジションで活躍できそうだと思うか訊かれ、「このポジションは教員としての経験を活かせると思うので頑張りたい。専門的なプログラミング知識が必要なポジションは、今の段階では難しいと思うが、勉強して役に立てるようにしたい」的な無難(だと思われる)な回答をした。
そして、相手から一言。
「しかし考えてみたんですけど、教員の方が我社に来られると、勉強するものがあまりに多くて大変なんじゃないかと。大丈夫ですか?」
せつこちゃんは(一応)すかさず、「大変だとは思いますが、転職するというのはそういうことですので、自分のできるかぎり頑張ります」と答えた。
答えたけどさ。
それ二次面接で言うことかね。
もうこのあたりのやりとりにおいては完全にせつこちゃんも(ああ、落とす気だな)と思っていたし、相手のお二人も(ごめんなさいね)みたいな雰囲気が漂っていてお通夜みたいな面接だった。
で、面接から一週間ちょっと経って不採用の連絡が来た。
わかってはいたけれど、これでまた振り出しに戻ってしまった。
進行中の応募なし。
これは結構ズシンと来るものがある。この一ヶ月の成果はなかったということになるのだから。しかしまあそうも言っていられない。蒔かなければ芽は出ない、育てなければ実は成らないのだ。次行きましょう、次。
こういう場合、何も考えずに転職マシーンとなったせつこちゃんは、また機械的に目についた求人に応募し、
・R:土木系財団法人
そしてまた書類落ちの山を機械的に積み上げるのであった。
・R:土木系財団法人→書類落ち
ここまでの戦績
・A:児童福祉系ライフプランナー→一次面接落ち
・B:EdTechベンチャー→二次面接→不採用
・C:食物関係公益社団法人→書類落ち
・D:人材コンサルタント→書類落ち
・E:学習参考書系出版社→書類落ち
・F:教育系出版社→書類落ち
・G:教材コンテンツディレクター→書類落ち
・H:教材システム企画制作→書類落ち
・I:デジタル教材企画運用→書類落ち
・J:PR担当・ライター→書類落ち
・K:教材コンテンツディレクター→書類落ち
・L:語学学習企画運営→書類落ち
・M:ベビーシッターサービス・コンテンツプロデューサー→書類落ち
・N:ベビーシッターサービス・育児コンサルタント→書類落ち
・O:教育系webコンテンツ企画→書類落ち
・P:人文系出版社→書類落ち
・Q:Edtechベンチャー教材開発→「登録」扱い
・R:土木系財団法人→書類落ち
ストレス溜まったときはとにかく開放的な場所に行くのが良いですよ。
せつこちゃんはぺろちゃんと行くけど一人でいくのも良いだろな。
浜離宮庭園、小石川植物園、小石川後楽園、六義園、古河庭園、今は入れないけれど東大キャンパス、などなど。